ここ数年、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大によって、日常業務のほとんどを自宅で行うことができるということが判明しました。会議への出席、チームマネジメント、イベントへの参加など、以前は自宅で行うことが想定されていなかった活動が、今ではパジャマを着てソファで横になりながらでも従事可能となっており、この状況は奇妙に思われる人もいるかもしれません。
数々のアクティビティが自宅でできるとはいえ、メンタルヘルスを健康に保つためにも、散歩は欠かせません。でもこれだけ家にいると、外に出かけるのがめんどうくさいと思うかもしれません。では、なぜイベントやカンファレンスに参加することは重要なのでしょうか?もしかしたら、コロナ以前よりも重要になっているかもしれません。ソフトウェア開発者向けのイベントやカンファレンスは、遠くへ出かけ、新しい人と出会い、新しいことを学ぶのに理想的です。
同じカンファレンスは2つとないため、それぞれのイベントがユニークな体験となります。ここでは、何でも自宅でできる現在だからこそ、カンファレンスのオフライン参加が想像以上に重要となっている理由をいくつか紹介します。
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新たな見込み客を発掘できる
既存の顧客と関係を構築するのがメインであるべきではありません。カンファレンスには新しい見込み客も大勢参加します。こうした見込み客は、取引するメーカーを決める前に、まずは業界についてもっと知りたいと思っているかもしれません。より適切な決断をできるようにするためです。ですので、カンファレンスに参加すると、潜在的な顧客と出会い、ネットワークを構築できる絶好の機会となり、新しい取引の成約につながる可能性が高くなるのです。
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専門家やインフルエンサーと知り合いになれる
製造業向けのカンファレンスにおいては、現在および将来の顧客とネットワークを構築することは欠かせませんが、会う価値があるのは彼らだけではありません。自分の分野や業界の専門家やインフルエンサーともたくさん出会うことができ、有益な話を直接聞くことができます。専門家やインフルエンサーたちとの関係を築くことも、ビジネスにおいて非常に有効です。例えば、自分の会社が今直面している問題に対して、他の専門家がどのように取り組むべきかをアドバイスしてくれるかもしれません。
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新しいトレンドに追いつける
製造業において、常に最新の動向を把握しておくのは本当に大変なことかもしれません。最新の技術、ツール、テクニックを理解するだけでなく、どれを採用する価値があるのかを判断しなければなりません。そこで、業界の最新の動向を把握するのにおすすめなのが、カンファレンスです。例えば、カンファレンスでは、新しい発明品や技術が紹介されることがあります。さらに、カンファレンスに参加することで、フォローする価値のあるトレンドを知ることができ、それが自分の会社・事業にとって役立つかどうかをよりよく理解することができるでしょう。
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自社の認知度を高められる
カンファレンスでは、自社について公の場で話すことができます。その結果、自社への関心が高まり、ブランドの名前や評判を広めることができます。しかも、カンファレンスでのプレゼンテーションは、自分の会社の製品やサービスを紹介する練習にもなります。プレゼンテーション能力を磨くことは、将来、見込み客とコミュニケーションを取る際に役立つでしょう。
以上、カンファレンスに参加すべき理由4つを紹介しました。特に製造業界向けのイベントやカンファレンスに参加することは、ビジネスの多くの部分について自分自身が学べるだけでなく、最新のトレンドについて把握しながら、同じ業界で活躍している何百人、何千人という出会う価値のある人々とネットワークを構築することができます。